日本から韓国へ ペットを連れて行く
日本は狂犬病の非発生地域のため、韓国への入国手続きは比較的シンプルです。規定上の待機期間はなく、放流の基準を満たしていれば到着したその日に空港で受け取れます。ただし、何を準備すべきかはペットがどこで生まれたかによって変わります。
公式基準の確認日: 2026-08-27
まず要点だけ
- 待機期間なし · 条件を満たせば到着当日に放流
- マイクロチップISO 11784/11785 · 番号を検疫証明書に記載
- 狂犬病ワクチン非発生地域生まれなら韓国入国の必須要件ではない(APQAは推奨)
- 抗体価検査発生地域生まれ · 生後90日以上の場合のみ0.5 IU/mL以上
- 輸出検査の申請検査希望日の最低14日前まで(NACCS・メール)
- 韓国到着後仁川空港などで輸入検疫(書類提出+臨床検査)
準備の順番
まず出生国を確認してください。同じ日本出発でも、出生国によって抗体価検査が必要かどうかが変わり、必要な場合は接種から始めることになるため準備期間が大きく変わります。
マイクロチップの装着
最初にISO 11784/11785規格のマイクロチップを装着します。識別番号は検疫証明書に記載される必要があり、韓国到着時の検疫でこの番号を確認します。狂犬病ワクチンを接種する予定なら、接種より先に装着しないと認められません。
出生国の確認
準備を始める前に韓国の放流基準は、ペットがどこで生まれたかによって分かれます。狂犬病の非発生地域生まれであればマイクロチップの確認だけで当日放流の対象となり、発生地域生まれで生後90日以上の場合は抗体価検査が必要です。生後90日未満は抗体価の基準が適用されません。出生地がはっきりしない場合は、発生地域生まれを前提に準備するほうが安全です — 長く居住したことで出生地に代える規定はありません。
出生地によって、接種と抗体価検査が必要かどうかが変わります。アプリで出生国を選ぶと、どちらに当たるかすぐ分かります。 アプリで確認 →
狂犬病ワクチン(該当する場合)
マイクロチップ装着後日本出発の場合、狂犬病ワクチンは韓国入国の必須要件ではなく、APQAが接種を推奨しています。ただし発生地域生まれで抗体価検査が必要な場合は、先に接種が必要です。接種は必ずマイクロチップ装着より後でなければ認められません。
抗体価検査(該当する場合)
接種後発生地域生まれで生後90日以上の場合、狂犬病の中和抗体価が0.5 IU/mL以上である必要があり、その数値が検疫証明書に記載されていなければなりません。採血は韓国到着日を基準に24か月以内の結果が有効です。検査機関が到着国に認められているかを事前に確認してください。
検査が必要な場合は、採血の時期と有効期間も合っている必要があります。日付を入れるとアプリが確認します。 アプリで確認 →
輸出検査の申請
検査希望日の最低14日前まで出発空港を管轄する動物検疫所へ、NACCSオンラインまたはメールで輸出検査を申請します。申請は検査を受けたい日の最低14日前までに行う必要があるため、航空便が決まったらすぐ申請しておくと安心です。
健康診断書(必要な場合)
輸出検査の前韓国入国審査の必須書類は日本政府が発行する検疫証明書であり、獣医師の健康診断書そのものが求められるわけではありません。ただし検査受付時間外に輸出検査を受ける場合は開業獣医師が発行した健康診断書の提出が必要で、航空会社の手続きで求められることもあります。
輸出検査 · 検疫証明書の発行
出国前10日以内動物検疫所で輸出検査を受けます。家畜防疫官が個体の識別情報(品種・性別・毛色・生年月日・マイクロチップ番号)と健康状態を確認し、合格すると英文の輸出検疫証明書が発行されます。この証明書が韓国入国審査の中心となる書類です。
出国 · 韓国到着
出国当日仁川空港など到着地の農林畜産検疫本部の輸入検疫窓口に書類を提出し、臨床検査を受けます。放流の基準を満たしていればその日に受け取れますが、抗体価が必要なのに確認できない場合や基準に届かない場合は、最長90日の延長検疫の対象になることがあります。
入国当日に持参する書類
- 輸出検疫証明書(動物検疫所発行、英文)
- マイクロチップの識別情報(検疫証明書に記載)
- 狂犬病予防接種証明書(接種した場合)
- 抗体価検査の結果(0.5 IU/mL以上、該当する場合)
- 獣医師の健康診断書(受付時間外の輸出検査・航空会社の手続きに備えて)
よくある質問
日本生まれのペットも狂犬病ワクチンが必要ですか?
韓国入国の必須要件ではありません。日本は狂犬病の非発生地域のため、非発生地域で生まれた犬・猫はマイクロチップの確認だけで当日放流の対象になります。ただしAPQAは接種を推奨しており、接種する場合はマイクロチップ装着より後である必要があります。
出生国がはっきりしない場合はどうすればいいですか?
発生地域生まれを前提に準備するほうが安全です。APQAの適用除外の基準は「狂犬病非発生地域産」(出生)であり、長く居住したことで出生地に代える規定がありません。接種と抗体価検査を準備しておけば、どちらの場合にも対応できます。
待機期間はありますか?
日本から韓国への場合、規定上の待機期間はありません。書類が整えばすぐに出国できます。ただし抗体価検査が必要な場合は、接種と検査結果が出るまでの時間がかかります。
抗体価検査の結果はいつまで有効ですか?
採血日を基準に、韓国到着前24か月以内の検査結果が有効です。数値は0.5 IU/mL以上である必要があり、その数値が検疫証明書に記載されていなければなりません。
健康診断書は必ず必要ですか?
韓国入国審査の必須書類ではありません。ただし動物検疫所の検査受付時間外に輸出検査を受ける場合は開業獣医師が発行した健康診断書の提出が必要で、航空会社の手続きで求められることもあります。
猫も同じ手続きですか?
はい。マイクロチップ、出生国に応じた抗体価の基準、輸出検査と検疫証明書まで犬と同じです。
出典 · 確認日
- 動物検疫所(MAFF) — 犬・猫の輸出手続き · 2026-08-27
- 農林畜産検疫本部(APQA) — 犬・猫の輸入衛生条件 · 2026-08-27
- 農林畜産検疫本部(APQA) — ペット検疫案内 · 2026-07-25
このガイドは、公開されている公式基準をもとにまとめた参考情報です。最終的な判断は農林畜産検疫本部、動物検疫所、ご利用の航空会社によるものであり、規定の改定や現地の状況により実際の手続きが異なる場合があります。出発前に必ず当局と航空会社に直接ご確認ください。
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- 出生国に応じた準備項目の整理
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