韓国からアメリカ本土へ ペットを連れて行く
韓国はアメリカCDCが分類する狂犬病の低リスク国のため、アメリカ本土の入国要件は他の路線より簡単です。待機期間も抗体価検査もありません。ただし犬と猫で要件が異なり、犬は入国の時点で生後6か月以上である必要があります。
公式基準の確認日: 2026-08-24
まず要点だけ
- 犬の連邦要件CDC Dog Import Form · マイクロチップ · 生後6か月以上 · 健康な外見
- 猫の連邦要件健康な外見(Dog Import Formの対象外)
- 狂犬病ワクチン連邦要件ではない · 州や航空会社が求めることが多く推奨
- CDC Dog Import Formオンライン提出 · 受付証は発行日から6か月有効
- 年齢の基準犬は入国(到着)時点で生後180日(6か月)以上
- 待機期間・抗体価検査なし
準備の順番
順番に縛られる手続きがほとんどないため、準備そのものは簡単です。ただし犬の年齢条件は時間が経たないと満たせず、到着する州や航空会社が連邦要件とは別に書類を求めることがあります。
マイクロチップの装着
最初にISO 11784/11785規格のマイクロチップを装着します。犬はCDCの要件で、猫は連邦要件ではありませんが、個体の確認や航空会社・州の要求に備えて推奨されます。年齢とは関係のない要件なので、今装着しておいて問題ありません。
狂犬病ワクチン
必須ではない · 推奨低リスク国である韓国からの出発であれば、CDCは狂犬病ワクチンを求めません。ただし到着する州や航空会社が有効な接種証明を求めることが多いため接種が推奨され、証明書は英文で用意しておくと安心です。接種する場合はマイクロチップ装着後にするほうが安全です — 今後、日本のようにチップ装着の順番を問う国へ移動する際も、その接種がそのまま認められます。
アメリカ本土は順序を問いませんが、のちにほかの国へ移る予定があれば話は別です。アプリで路線を変えて比べてみてください。 アプリで確認 →
CDC Dog Import Formの提出
出国前6か月以内 · 犬のみCDC公式サイトから飼い主ご自身でオンライン提出すると、受付証(receipt)がすぐに発行されます。受付証は発行日から6か月間有効で、入国時に提示できるよう保管してください。低リスク国からの出発のため、この様式に獣医師の記入や政府承認印は必要ありません。猫はこの様式の対象外です。
出発日を入れると、受理証が到着日まで有効か、いつ提出すればよいかを知らせます。 アプリで確認 →
健康診断書(英文)
出国前 · 推奨健康診断書はCDCの連邦要件ではありません。ただし航空会社や到着する州が求めることがあるため、英文で用意しておくと安心です。連邦が定めた発行期限はありませんが、航空会社や到着州が独自の基準を設けている場合があるので、予約前にご確認ください。
輸出検疫(検疫証明書)
出国10日前からアメリカの連邦要件ではなく、韓国からペットを連れて出国する際の輸出検疫の手続きです。農林畜産検疫本部(APQA)で検疫証明書を受け取ります。輸出ペット検疫予約システムで予約すれば、出国10日前から事前に受け取れます。
出国 · アメリカ到着
出国当日犬は入国(到着)の時点で生後6か月以上である必要があり、犬も猫も到着時に健康に見えることが求められます。到着地の空港・港で検査を受けることがあり、人獣共通感染症の兆候がある場合は入国できないことがあります。
出国・入国時に持参する書類
- CDC Dog Import Formの受付証(犬)
- マイクロチップの識別証明
- 狂犬病ワクチン接種証明書(英文、推奨)
- 健康診断書(英文、推奨)
- 検疫証明書(農林畜産検疫本部発行)
よくある質問
狂犬病ワクチンは必ず必要ですか?
アメリカ連邦(CDC)の入国要件には含まれていません。韓国が狂犬病の低リスク国に分類されているためです。ただし到着する州や航空会社が有効な接種証明を求めることが多いため、接種をおすすめします。
子犬がまだ生後6か月になっていません。
アメリカ本土は入国の時点で生後6か月(180日)以上の犬のみを受け入れます。生後6か月未満のための別の経路はないため、その条件を満たす日以降に出発日を設定してください。マイクロチップは年齢と関係がないので、今装着しておいて大丈夫です。
猫もCDC Dog Import Formを提出しますか?
いいえ。この様式は犬専用です。猫はマイクロチップも狂犬病ワクチンも連邦要件ではなく、到着時に健康に見えれば問題ありません。ただし到着する州や航空会社が接種証明・健康診断書を求めることが多いため、用意しておくほうが安心です。
マイクロチップより先に狂犬病ワクチンを接種しました。
アメリカ本土への入国には影響ありません。CDCは低リスク国から出発するペットに接種自体を求めていないためです。ただし今後、日本のようにチップ装着の順番を問う国へ移動する予定があれば、その国の基準ではチップ装着後に接種し直す必要があります。
CDC Dog Import Formはいつ提出すればよいですか?
オンラインで提出すると受付証がすぐに発行され、その受付証が発行日から6か月間有効です。出国前6か月以内であればいつ提出しても構いません。早すぎると到着前に受付証が期限切れになることがあるので、有効期限だけご確認ください。
健康診断書は何日以内に発行してもらう必要がありますか?
連邦レベルで定められた期限はありません。健康診断書自体がCDCの要件ではないためです。ただし航空会社や到着する州が独自の基準を設けている場合があるので、航空券の予約時に併せてご確認ください。
出典 · 確認日
- アメリカ疾病予防管理センター(CDC) — 犬の輸入要件 · 2026-08-24
- 農林畜産検疫本部(APQA) — ペット検疫案内 · 2026-07-25
このガイドは、公開されている公式基準をもとにまとめた参考情報です。最終的な判断はアメリカ疾病予防管理センター(CDC)、到着する州の当局、農林畜産検疫本部、ご利用の航空会社によるものであり、規定の改定や現地の状況により実際の手続きが異なる場合があります。出発前に必ず当局と航空会社に直接ご確認ください。
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